レシピ

赤酢で江戸前風 マグロのてこね寿司

ワンポイントアドバイス

マグロやカツオの刺身をしょうゆなどで作ったたれに漬け込み、すしご飯と合わせたものを「てこね寿司」と言います。

漁師が船上で獲った魚を調理し、ご飯にこねた(混ぜた)のが始まりとされています。

・酒粕を原料にした赤酢(粕酢)が江戸に流通し、すしに使われるようになったのが江戸前すしの始まりとされています。美濃三年酢は熟成した酒かすのみを原料にしているため液色が非常に濃く、通常の江戸前すしよりも濃い赤茶色のすしご飯になります。

・美濃三年酢はコクと旨みが強く、砂糖を少なめにしてもツンとせず深い旨みのすしご飯になります。砂糖の量はお好みで調整してください。

・《合わせ酢》の代わりに市販のすし酢を使用しても簡単に美味しく作ることができます。

【代用できる商品】

・米酢、穀物酢 各種

材料(4人分)

ご飯 3合
マグロ 200g
白ごま 適量
三つ葉 1/2束
大葉 6~7枚
きざみ海苔 お好み
《合わせ酢》  
「美濃三年酢」 大さじ4
砂糖 大さじ3
小さじ2
《漬けだれ》  
醤油 大さじ1
大さじ1
みりん 大さじ1
しょうが(すりおろし) 適量

作り方

  1. 《漬けだれ》の材料をよく混ぜ合わせ、5㎜ほどの厚さに切ったマグロを冷蔵庫で30分程漬け込む。

  2. 《合わせ酢》の材料をよく混ぜ合わせる。砂糖や塩が溶けにくい場合は電子レンジで軽く温めて混ぜ合わせる。

  3. ボウルに炊いたご飯を入れ、熱いうちに《合わせ酢》を加えて手早く軽く混ぜる。<br />ある程度ご飯が《合わせ酢》を吸ったら、うちわ等で仰いで一気に冷まし、すしご飯を作る。

  4. 3.に白ごまとざく切りにした三つ葉を混ぜ込む。

  5. 4.を器に盛り、その上に細切りにした大葉をちらし、1.を盛りつける。お好みできざみ海苔をちらせばできあがり。