くるみ入り田作り
ワンポイントアドバイス
★田作りは、五穀豊穣を願い、 小魚を田畑に肥料として撒いたことから名付けられました。片口鰯の小魚(ごまめ)を使った田作りは、関東でも関西でも祝い肴3品のうちの1品です。
★クルミは殻が固いことに由来して、家庭円満を願って使われます。
・田作りを乾煎りし、しっかりと乾燥させることでパリパリの食感になります。焦げると苦みが出るので、焦げないように注意してください。
・くるみを乾煎りすることで、くるみの油分が飛び、風味よく仕上がります。薄皮が気になるようであれば取り除いてください。
・3.は煮詰めすぎるとカチカチになってしまうので、気持ち粘度が出たところで火を止めてください。
材料
田作り(ごまめ) | 50g |
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くるみ | 30g |
「かけるだけで酢」 | 1/2カップ |
しょうゆ | 小さじ1 |
白いりごま | お好みで |
作り方
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田作りは、くっついているものを1匹ずつはがし、フライパンで乾煎りする。<br />水分が抜けてポキっと折れるくらいまで煎ったらざるにあげ、ふるって細かいカスを除き冷ましておく。
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フライパンに残ったカスをキッチンペーパーで拭き取り、くるみを乾煎りする。<br />皿に取り出し、手で荒く砕く。
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フライパンに残ったカスをキッチンペーパーで拭き取り、「かけるだけで酢」としょうゆを入れて火にかける。<br />沸騰したら弱火にし、水分を飛ばす。とろみが出て泡の粒が大きくなってきたら火を止め、くるみと田作りに絡める。
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お好みで白いりごまを加えて和え、粗熱が取れたらできあがり。